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APTとは
- 読み: えーぴーてぃー,あどばんすとぱーしすてんとすれっと
- 英語: APT,Advanced Persistent Threat
概要
APTとは、特定の組織や個人を標的とした、高度で継続的なサイバー攻撃のことです。
詳細
APT(Advanced Persistent Threat)は、特定の組織や個人を標的として行われる、高度で継続的なサイバー攻撃を指します。一般的なサイバー攻撃とは異なり、APTは長期間にわたって標的システムに潜伏し、機密情報を窃取したり、システムを破壊したりすることを目的とします。攻撃者は、高度な技術や手法を駆使し、ソーシャルエンジニアリング、マルウェア、ゼロデイ攻撃などを用いて、巧妙に侵入を試みます。APT攻撃は、多くの場合、国家や犯罪組織が背後にいるとされ、その高度な技術と持続性から、対策が非常に困難であるとされています。攻撃の兆候を早期に検知し、多層防御を構築することが、APT攻撃から身を守るための重要な対策となります。また、定期的なセキュリティ監査や従業員へのセキュリティ教育も欠かせません。APT攻撃は、単に企業や組織のシステムを侵害するだけでなく、国家安全保障や経済活動にも深刻な影響を及ぼす可能性があるため、その対策は社会全体で取り組むべき重要な課題です。
関連用語
- マルウェア
- サイバー攻撃
- ゼロデイ攻撃
- 標的型攻撃
- スパイウェア