💻 サーバー比較.info

SSL Certificate - IT用語の解説

SSL Certificateとは

概要

SSL証明書は、ウェブサイトのセキュリティを強化し、ユーザーのデータを暗号化するためのデジタル証明書です。

詳細

SSL証明書(Secure Sockets Layer Certificate)は、ウェブサイトとその訪問者のブラウザ間の通信を暗号化し、データの安全性を確保するためのデジタル証明書です。現在ではSSLの後継であるTLS(Transport Layer Security)が主流ですが、一般的にはSSL証明書という言葉が広く使われています。SSL証明書は、ウェブサイトのサーバーにインストールされ、そのウェブサイトが信頼できるものであることを証明します。具体的には、ウェブサイトの運営者が正当な組織であること、そして、ウェブサイトのアドレスと公開鍵が正しいものであることを証明します。 SSL証明書は、HTTPSプロトコルを有効にするために不可欠です。HTTPSは、HTTPプロトコルに暗号化レイヤーを追加したもので、ユーザーがウェブサイトに入力する個人情報(クレジットカード情報、パスワード、住所など)を盗聴から保護します。これにより、ユーザーは安心してウェブサイトを利用できるようになります。SSL証明書は、認証局(Certificate Authority, CA)と呼ばれる信頼された第三者機関によって発行されます。認証局は、証明書を申請した組織の身元を厳格に確認し、問題がない場合にのみ証明書を発行します。 SSL証明書にはいくつかの種類があり、例えば、ドメイン認証(DV)、組織認証(OV)、拡張認証(EV)などがあります。DV証明書は、ドメインの所有権を証明するもので、最も安価で手軽に導入できます。OV証明書は、組織の存在を証明するもので、より高い信頼性が得られます。EV証明書は、組織の身元を最も厳格に確認するもので、ウェブブラウザのアドレスバーに組織名が表示されるため、ユーザーに高い信頼感を与えます。ウェブサイトのセキュリティを向上させ、ユーザーの信頼を得るために、SSL証明書は非常に重要な役割を果たします。

関連用語